はじめに
育児において、絵本は欠かせない存在です。
0歳児にとって、最初に手にする絵本が、その後の読書への興味関心を形成します。
また知育にも効果があり、言葉や想像力の発達につながります。
この記事では、0歳児向けの知育絵本について、特徴や選び方、
そしておすすめのランキングをご紹介いたします。
育児中のパパママへ、ぜひ参考にしてください。
ここから先はオンライン書店のレビューや育児雑誌、
実際に読んだ人の口コミをもとに作成しています。
「どんな絵本がいいいかしら」
「おもしろい絵本はないのかな?」
絵本探しをしているパパママさんたちへ、結構自分勝手で気ままなことを
言ってしまうかもしれませんが、楽しんで読んでいただけるとありがたいです。
0歳児向けの知育絵本ランキング
0歳の赤ちゃんに見せながら楽しむ絵本は、赤ちゃんの興味を惹きやすいことが大事。
赤ちゃんが大好きな擬音語や擬態語がたくさん使われているものがおすすめです。
視力も発達途上なので、
絵の色や形がシンプルで、色のコントラストがはっきりしているものが認識しやすいでしょう。
1. 『じゃあじゃあびりびり』 (偕成社)
対象年齢: 1歳から
出版年: 1983年
ページ数: 22ページ
サイズ: 14×14cm
- 特徴
『じゃあじゃあびりびり』は、1歳からの子どもが楽しめる絵本です。
この絵本は1983年に出版され、そのカラフルな絵と言葉が魅力的で、
子どもの興味を引きつけます。絵本のサイズは14×14cmで、
小さな手にも持ちやすいサイズとなっています。
内容は、子どもが日常で見かけるものや体験することをテーマにしています。 - 選んだ理由
この絵本を選んだ理由は、1983年の出版から長きにわたり親しまれている
ロングセラー作品であるためです。
また、1歳からの子どもが楽しめる内容となっており、親子で一緒に読むことで
子どもの言葉の理解を深めることができる点も魅力的です。
2. 『あおいよるのゆめ』 (ワールドライブラリー)
対象年齢: ~3歳
出版年: 2014年
ページ数:22ページ
サイズ:11×11cm
- 特徴
『あおいよるのゆめ』は、指でスライドしながら遊べるボードブックとして設計されています。
この絵本は2014年に出版され、子どもが指でスライドしながら遊べる仕掛けが特徴的です。
この仕掛けを利用して、子どもは絵本の中の物語を自身で進めることができます。 - 選んだ理由
この絵本を選んだ理由は、手を使って遊べる仕掛けがあり、
視覚だけでなく触覚を刺激することで知育効果が期待できるからです。
また、親子で一緒に読むことで、子どもの想像力を刺激し、物語をより楽しむことが
できる点も魅力的です。
3.『Sassyのあかちゃんえほん にこにこ』 (KADOKAWA)
対象年齢: ~3歳
出版年: 2014年
ページ数:22ページ
サイズ:11×11cm
- 特徴
『Sassyのあかちゃんえほん にこにこ』は、心と脳を育むキャラクターが登場する絵本です。
この絵本はKADOKAWAから2016年に出版されました。
絵本は3歳までの幅広い年齢層の子どもが楽しめる内容となっており、
心と脳の発達をサポートする設計になっています。 - 選んだ理由
この絵本を選んだ理由は、心と脳の発達をサポートする設計になっている点と、
3歳までの幅広い年齢層の子どもが楽しめる内容である点が挙げられます。
4. 『おべんとうバス』 (ひさかたチャイルド)
対象年齢: 1,2歳~
出版年: 2006年
ページ数: 21ページ
サイズ: 22×19cm
- 特徴
『おべんとうバス』は、子どもが大好きな要素がたくさん詰まった絵本です。
この絵本は2006年にひさかたチャイルドから出版されました。
絵本のサイズは22×19cmで、21ページの内容は、1、2歳から楽しめる内容となっています。 - 選んだ理由
この絵本を選んだ理由は、子どもが喜ぶ要素が多く含まれている点と、
1~2歳から楽しめる内容である点が挙げられます。
5. 『がたん ごとん がたん ごとん』 (福音館書店)
対象年齢: 0歳~
出版年: 1987年
ページ数: 20ページ
サイズ: 18×18cm
- 特徴
『がたん ごとん がたん ごとん』は、0歳から楽しめる内容となっています。
この絵本は1987年に福音館書店から出版されました。絵本のサイズは18×18cmで、
20ページの内容は、身近なものを通じて子どもの興味を引き出すことができます。 - 選んだ理由
この絵本を選んだ理由は、身近なものを通じて子どもの興味を引き出すことができる点と、
0歳から楽しめる内容である点が挙げられます。
ひでぶーのおすすめはコレ!
『スライムぴぴぴ』 (スクウェア・エニックス)
対象年齢: 0〜2歳
出版年: 2019年
ページ数: 22ページ
サイズ: 165×165mm
- 特徴
『スライムぴぴぴ』は、スライムキャラクターが登場し、
赤ちゃんの心をつかむ内容となっています。
この絵本は2018年にスクウェア・エニックスから出版されました。
親子で一緒に読むことで、子どもの興味を引き出すことができます。 - 選んだ理由
あの超有名ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに出てくる”スライム”が登場します。
オノマトペがふんだんに使われているため、パパでも読みやすいです。
ロングセラーランキングTOP5
- 「いないいないばあ」(偕成社)
赤ちゃんが生まれてから最初に出会う絵本とも言われています。
赤ちゃんは、隠れていたものがあらわれるという意外性や、
おばあさんの声の変化に興味を持ちます。また、繰り返しの言葉で、
赤ちゃんは言葉や概念を覚えやすくなります。
1967年の発行から50年以上、時を超えて多くの子供たちに愛され続けてきた名作絵本です。
日本一の売れ行きを誇り、2021年には売上700万部を突破するという驚異的な記録を打ち立てました。
その人気の秘密は、顔を隠した猫が「いないいないばあ にゃあにゃが ほらほら いないいない……」と言いながらページをめくると、「ばあ」と現れる、
このシンプルかつ魅力的な仕掛けにあります。
赤ちゃんたちはこの仕掛けに夢中になり、特に6〜7カ月を過ぎると、
その笑顔が見られるようになるというのは、親としては何よりの喜びですね。 - 「はらぺこあおむし」(福音館書店)
色鮮やかなイラストとリズム感のある言葉で、赤ちゃんの視覚と聴覚を刺激します。
また、あおむしが成長していく様子は、赤ちゃんの成長と重ね合わせることができます。
40年以上もの長きにわたり、400万部以上もの売上を記録しているこの絵本は、
まさに時代を超えた名作と言えます。
物語は、小さな青虫が様々なものを食べながら成長し、
最終的には美しい蝶に変身するまでを描いています。
この絵本は、色彩豊かな絵と共に数や曜日を学べる点が特徴で、
長く読み聞かせに使えるのが魅力です。
そして、絵本はハードカバー版とボードブック版の2種類があり、
それぞれに特長があります。特にハードカバー版はその大きさからくる迫力があり、
おすすめです。
ただ、0歳からの読み聞かせにはボードブック版も選択肢としてありますが、
食べ物の穴が小さくて指が入りにくいというデメリットもあるので、その点は注意が必要ですね。
これらの絵本は、いずれも出版から50年以上経った今でも、
多くの人に愛され続けています。その理由は、
- シンプルでわかりやすい内容
- 繰り返しの言葉やリズム感のある言葉
- 子どもの成長や発達を促す効果
これらの効果があることで、親子で一緒に絵本の世界を体験し、親子の絆を深めることができます。
絵本について
そもそも絵本は、0歳の赤ちゃんが新しい世界を探索する素晴らしいツールとなります。
この時期に絵本を通じて感性を育むことは、言葉を話せない赤ちゃんにとって非常に重要です。
絵本は、
子供が自分でめくることで興味や好奇心を引き出し、集中力や想像力を高める助けとなります。
知育絵本の選定においては、大きな文字や鮮明なイラストが特徴的なものを選ぶことが重要です。
また、安全で丈夫な素材で作られた絵本は、子供が安心して手に取ることができます。
このような絵本は、子供が自発的に手に取り、感性や知性を刺激することで、
積極的に学習することができるようになります。
特に、動物の絵本は、動物の名前や特徴を覚えるだけでなく、
その音や形に興味を持ち、積極的に学習するきっかけとなります。
また、絵本は心身共に成長するための基礎を築く大切な役割を果たし、
言葉の理解力や聴取力、コミュニケーション能力も向上させます。
さらに、絵本の形態や素材、イラストの表現力、ストーリーの理解度のほかに、
手触りや触感も重要な選定ポイントとなります。
特に、子供が安全に口に入れたり、手で触ったりできる素材を選ぶこと、
そしてイラストが子供の想像力を刺激し、
独自の世界観を形成できるようなものを選ぶことが重要です。
絵本は子供の成長に合わせたトピックを取り扱うことで、効果的な知育効果を期待できます。
単純明快で誰でも理解しやすいストーリーが、0歳児の知育には最適です。
絵本を通じて、子供たちは新しい世界を体験し、豊かな感性を育むことができるのです。
絵本の選び方
絵本は、子供たちの成長を支える不可欠なツールとして、また育児の重要なアイテムとして、
多くの家庭で利用されています。
特に0歳児向けの絵本は、赤ちゃんの頭脳の成長を促す重要な役割を担っています。
しかし、絵本の種類が多く、どれを選べば良いか迷いますよね。
- 形態と素材
0歳児は物を掴んだり口に入れたりすることが多いので、
丈夫で安全な素材が求められます。
また、水洗いが可能な素材や、平たく大きめの形状が望ましい
と指摘されています。 - イラスト
0歳児には明るく色鮮やかでシンプルなイラストが適していると言えます。
親が話しやすいように、簡単な文章で表現されたものが良いです。 - ストーリー
0歳の子供たちは物事の因果関係をまだ理解していないため、
シンプルで簡単なストーリーが適しているとされています。
生活に密着した内容や身近な動物が登場する絵本は、
子供たちがより興味を持って聞くことができるとのことです。 - 手触りや触感
赤ちゃんが好奇心を持って触れることができるような、
さまざまな質感を取り入れた絵本が推奨されています。
ページの開閉がスムーズであることも、重要なポイントとなっています。
絵本で育む赤ちゃんの五感
知育絵本は赤ちゃんの五感を刺激し、その発達を助ける重要なツールとなります。
五感を刺激する絵本は以下のような特徴を持っています。
- 視覚: カラフルでコントラストが高い絵本は、赤ちゃんの視覚的な興味を引き出します。
- 聴覚: 絵本に音を取り入れ、物語を読む際に音を出すことで、
赤ちゃんの聴覚を刺激します。 - 触覚: 触感を楽しめる布製の絵本や、異なるテクスチャを持つ絵本は、
赤ちゃんの触覚を刺激します。 - 嗅覚: 香りを取り入れた絵本もあり、それによって赤ちゃんの嗅覚を
刺激することができます。 - 味覚: 安全な材料で作られた絵本は、赤ちゃんが口に入れても安心であり、
味覚を刺激することができます。
五感を利用した親子の遊びやアクティビティを提案
五感を利用した親子の遊びやアクティビティは、赤ちゃんの五感の発達を助けることができます。
以下のようなアクティビティを提案します。
- 視覚: 絵本のイラストを指さしながら、色や形を教える活動を行います。
- 聴覚: 絵本の物語を読む際に、様々な音を出して、赤ちゃんの聴覚を刺激します。
- 触覚: 絵本の異なるテクスチャを赤ちゃんに触らせ、触覚を刺激します。
- 嗅覚: 香りを取り入れた絵本を使って、赤ちゃんの嗅覚を刺激します。
- 味覚: 安全な材料で作られたおもちゃや絵本を使って、赤ちゃんの味覚を刺激します。
以上のようなアクティビティを行うことで、親子のふれあいを深めるとともに、
赤ちゃんの五感の発達を助けることができます。
まとめ
0歳児向けの知育絵本を選ぶ際には、絵本の形態や素材、
イラストの表現力、ストーリーの理解度、そして手触りや触感など、
様々な要素を含めて慎重な選択をする必要があります。
さらに、知育絵本としての効果も重要で、子供たちに楽しみながら学ぶきっかけを
提供することが求められます。
今回は0歳児向けの知育絵本ランキングをご紹介しました。
もちろん、お子さんの好みによっても異なるため、
必ずしもランキング通りに選ばなくても良いかもしれませんが、
このランキングを参考に、お子さんが楽しみながら学べる知育絵本を探してみてください。
では、またお会いしましょう!